会社に勤めていると、上司と飲みに行くこともあり。「めんどくせーなー、なんでおっさんと」、とか思うんだけど、今と違って「僕は結構です」なんて時代ではなく、行くのが普通だったんだよね。
忘年会。2次会で部長の行きつけのスナックへ。
まあ、行けば普通に飲んだり歌ったり。
中国人の女のコが働いてた。しーちゃんって呼ばれてた。
特段好みの顔立ちではなかったんだけど。
誰から教わったのかしんないけど、「北空港」が十八番だった。
その日は普通に帰った。
店では何ともなかったんだけど、なんか気になっちゃって。ちょっと小柄だったんのと、たどたどしい日本語に、ロリ心が騒いだのかもしれないね。
で、年末。友達誘って飲みに行った。しーちゃんもいて。
初もうでに行こうよ、なんて言ってたら、「いつ?」とかいうが早いか、メモ用紙とペンを構えてこちらの発言を待つ感じ。
ちょっとおかしかったけど、おおっとか思って1月2日だったかな、会う約束をした。
その日は昼間、初もうでに行って、9時ごろまで一緒。
駅に自転車があるとかで、駅で降ろした。筥松から中洲のスナックまで自転車で毎日通ってるなんて、ちょっと、、と思ったりして。
別の日。
どこに行こうか、なんて電話で話してたら、「アナタノヘヤニイキマショウ」、って言ったので、うちに連れてきた。
ずっと部屋にいて、夜。
先にしーちゃんがシャワーを浴びて、着替えがないとかで、オレが着てるジャージをそのまま着せでロフトの布団へ。オレがほかの服を着て戻ると、足元を触ってきて、悶える感じになってきたので、盛り上がってきて、KISS。
ものすごくKISSして、よしっ、なんて脱がそうとしたら「キョウ、セイリ」。
「ええー」「ゴメン~」なんつって。
そういえばうちに来る途中でコンビニによって、ナプキン買ってたな。そうなんだ、とは思っていたが、生理なのにできないっていう実体験がわが身に降り注ぐなんて。
「ゴメン~」の流れですぐさまフェラ始めた。
なんか、日本人と違ってオイリーっていうんじゃないけど、筋肉までしっとりしてる感じ。国民性の違いか。
そのまま射精すると、顔を少ししかめたかと思ったら、「ノンダー。オイシー」とか
いいながらKISSしてきた。ちょっと複雑な、、でもKISSした。
その日は止まって次の日。
KISSしつつ、耳をなめ。「アナタ、キットウマイネ」とか言われ。
ももを足の間に挟んでワレメをつんつんすると、「ああ~!」結構大声。
壁や天井の薄い安アパートだったので、口をふさいだなあ。
腕を触ると、あれ、太い。細いんだけど、しっかりしてて。
「ワタシハホネブトデスカラ」。
たどたどしく、骨太、なんて、笑ってしまった。
後日。
同伴前にレストランで食事して。
海沿いの倉庫街みたいなところで車止めて。
KISSしようとしてたら、後ろからクルマのライト。
笑いながらシートに身を沈め。
「ココ、ミエルネ」「でも、ここなら見えない」って言いながらチンポ出すと、
「うう~ん~」とか言いながらフェラ。いいコだ。
その後、何度か電話がかかってきてたけど、デートそのものがめんどくさい体質なのでほったらかしてたら「アナタツメタネ」なんていわれて、それきりになった。
ファラだけでSEXしてないんだよね。ああ。
数か月後、だったか。
会社に警察が来て。オレと話がしたいとのことで。
「中国人に知り合いはいないか」なんて職質。
きけば、中国からの不正入国をあっせんする組織かなんかが、オレの電話番号を持ってたらしい。市外局番はなかったらしいけど。
「何度かデートした人はいます「カラダの関係は?」
関係あんのか、なんて思ったけど、「フェラはあります」なんて言えないので「KISSぐらいは」って返した。
職質が終わって、上司に聞かれたので話したら(もちろん、カラダの関係の下りは話してないけどね)、
「市外局番がなければ全国に同じ番号なんてあるんだから」とかいう
慰めでもないしかばうことでもないんだけど、
「いい人だ」なんて思った若き日の思い出。